女性初の大西洋横断飛行士アメリア・イアハートが日本軍の捕虜になっていた説を裏付ける写真が発見される
画像: Photo proves Amelia Earhart survived crash landing | Daily Mail Online
女性初の大西洋横断飛行士として知られるアメリア・イアハートが墜落後に生き残り、旧日本軍の捕虜となっていた可能性を補強する証拠が見つかった。
ミス・リンディの愛称で知られるアメリカの女性飛行士、アメリア・イアハートの最期について、様々な説が唱えられてきたが、歴史専門チャンネルHistory Channelの特別番組『Amelia Earhart: The Lost Evidence』で、彼女を撮影したと思われる新しい写真が公開された。
イアハートは1928年6月に女性として初の大西洋横断単独飛行に成功。1937年7月の赤道上世界一周飛行中にナビゲーターとして同乗したフレッド・ヌーナン共々行方不明となり、南太平洋に墜落したものと見られている。
今回公開された写真は大日本帝国統治下のマーシャル諸島において、イアハートの墜落後に米国諜報員が撮影したものと見られる。写真には船着き場でボートに搭乗しようとするイアハート本人とヌーナンに加え、彼女の機体の残骸と見られるものが写し出されている。
イアハートとヌーナンと見られる人物両名の顔は不鮮明であるが、その特徴は彼女たちに驚くほど類似しているという。
番組が示した写真に対する見解が正しいものであれば、イアハートが旧日本軍に捕虜として拘束されていたという説を裏付けるものとなる。
日本国政府はイアハートが捕虜であったという記録はないと発表している。
イアハートの最期については諸説あり、彼女の失踪について旧日本軍が関与したという説は比較的よく知られたもの。一説には、二次大戦中に旧日本軍が米国に向けて発信していたプロパガンダ放送のナレーター、通称「東京ローズ」の正体がイアハートであったというものまであるが、これらは陰謀論であるとして扱われてきた。
イアハートは現在のアメリカでも絶大な人気を誇り、彼女の最期については定期的に新説が発表されている。
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情報元: Photo proves Amelia Earhart survived crash landing | Daily Mail Online